総務区民委員会(平成14年9月27日)

(1) 一般質問
(3) 付託請願審査
1.受理第23号 東京ドームでの競輪復活に反対する請願書、
受理第24号 後楽園競輪復活に反対する請願

(1)一般質問

○佐藤委員 それでは、そこはとにかく耐震調査をして、障害者施設の方の設置については、やはり強く、しかも早急に望まれていることですから、もしあそこがだめであれば、ほかのところにまた早急に設置しなければならないわけなので、そこは検討を十分してほしいということを強くね。
 それと、57ページ。57ページは扇風機設置工事として、ここは小学校、あと中学校が59ページにあるんですが、これに関連して、今度の代表質問でも質問させていただいた学校の冷房化については設置することを検討していくと、設置を進めていくということですが、区としては、他の幾つかの自治体がやっているような形で一気に進めるということについてはどういう考えなんですか。何年度か定額でやるのか、それとも1年で一遍にやってしまうと。私どもは、この際一気にやっていったらどうかと、とにかく早急にということなんですが、その辺の検討状況については代表質問ではちょっと明らかになっていないので、そこだけお聞かせ願えますか。

○鹿倉委員 今の扇風機の設置の件に関してなんですけれども、本当にやっぱり暑いというふうに言っていますよね。
 先日、千駄木小学校の方に行きましたら、あそこは3階に扇風機をつけましたという話をして、どうしてなんですかと言ったら、屋上が暑いので3階が一番暑いんですという話をしていたんですよね。だから、各学校ごと、その場所場所ごとにどこが一番暑いのかというのはやっぱり現場にいないとわからないと思うんですよね。前の委員会のときには、3階は風通しがいいだろうから扇風機は要らないだろうなんという話を一般的にはしていたんですがそうではないんですよね。やっぱり教室教室ごとにそれぞれの特殊性があるから、耐えがたいという気持ちはやっぱりそこへ行かなければわからないということだと思うんです。
 ちなみに、ヒートアイランドという話で、今回議会でも意見書をまとめるということになって徐々に今進んでいますけれども、これは環境省の昨年の調査なんです。これは、20年前と今の比較なんですけれども、昨年8月9日に環境省が出したやつの概要版を今とってきたんですけれども、20年間でこんなに違うんですよ、真っ赤っか。これだけ温度が上がっているというのは、僕も環境省の調査を見て初めてわかったんですけれども、ましてや大正時代には熱帯夜、つまり25℃以上のときなんて余りなかったんだろうという話までちょっと聞きましたけれども、この環境省の調査でも、東京都内で熱中症による救急搬送された人の数が年々高くなってきて、夏日と熱帯夜の日数に相関関係が見られると。これは、やはり人間の体にはこういう形で実際に影響が出ているんだということを出されています。
 ですから、やはりこういう扇風機の設置は緊急対応ということでやってきたわけですが、先ほどからお話があったガス化もしくはヒートポンプという形でエアコンの設置ができるのだったらぜひ。各区で既に幾つかやられています。荒川区でも実際にやられていますし、それから台東、豊島、目黒。品川は来年の夏まで、港区でも幾つか設置がされているということでありますけれども、ぜひともこの点に関しては早急に検討を行い、区民の皆さんに考え方を、子供たちの学習環境を整えるという意味で示していただきたいというふうに思いますので要望いたします。
 43ページの商店街の商工振興費のところですが、この辺の中身は白梅の商店の街路灯の整備なども入っているというふうに聞きましたけれども、先日、商店街の方々と会ってお話を聞きましたところ、やっぱり文京区はもっと商店街に対して積極的に支援してほしいんだという強い意向を示されていました。それで、他区と比べてどうもその辺の取り組み方がちょっと文京区は弱いのかなというようにおっしゃっておりましたけれども、その辺の問題をどういうふうに受けとめているのか。
 また、景気全般は非常に厳しい状況で、産業団体の方々やいろいろな中小の自営業の方々とも、この夏いろいろとお話し合いをさせていただきましたけれども、ぜひともそういう方々の要望が実現できるような施策を用意していただかないと、またこの年末までの間に大変厳しい状況ができてしまうのではないか。そういう面での経済課としての認識、それから今後の考え方ということも改めて伺いたいんですが、いかがでしょうか。
○渡辺委員長 三縄経済課長。
○三縄経済課長 やはり景気が悪いということは、もうどこへ行っても言われております私どもは、商店街の活性化ということでは、この間出された基本構想それから推進計画に沿って進めているところです。
 他区に比べてというと、上もあれば下もあるということでなかなかきりがないんですけれども、実際に私どももかなり商店街の皆さんの意見も聞きながら、いろいろと施策を展開しているところでございます。やはり基本構想に沿って、元気のある、またやる気のある商店街については、いろいろと申し出があれば事業補助金やいろいろな環境整備の補助金等で進めているところです。
 実際に、商店街関係の振興費につきましては、年度当初にすべての商店街に通知をして、例えばイベントの助成とかについても手を挙げてくださいねというようなことでやっております。実際にそうしたことをやっていまして、かなり件数的には手を挙げていただけるような商店街はいっぱい出てきております。
 ただ、今のところ、やはり商店街でやることはイベントが主なんですね。中元の売り出しとか、夏祭のいろいろなイベントなどに一定の補助金を充てているわけです。そういったところでやっていまして、なかなか商店街も補助金についてはやっぱり2分の1の持ち出しとか、そういうことをしなくてはいけないので、商店街によってはなかなかまとまりにくい商店街があるわけですね。まとまりのいい商店街については、そういう形で自分のところでも負担するけれども、役所の助成金をとってイベントを展開していくと、そういうようなところもあります。やはり全部丸抱えで区が行って、商店街に何でもかんでもというわけにはいかないので、一定そういう形のものであれば、振興対策費もありますのでやっていくと。現実的には、手を挙げる商店街がやっぱり少ないんです。そうしますと、どうしても元気のある商店街がどんどんいろいろな企画を立てたり集客するためのいろいろな仕掛けをつくってイベントを展開していくと、そういうのが現状です。
 今、文京区の商店街もやっぱり構造的には非常に後継者難、それから店主の6割方ぐらいが50歳から60歳と非常に高齢化もしていまして、なかなか力が出てこないというのが現状です。やはり、今後私どもが考えているのは、商店街の人材を育成していくといいましょうか若手の人材を育成していくような、そういったものも一定考えていかなくてはいけないのかなと思っております。東京都も、来年の予算組みでは、まだこれは決定ではないんですけれども、やはり活力ある商店街の育成事業とか商店街の人材を育成していくためのそういった一定の手段も講じています。私どもも商店街の皆さんの意見も聞きながら進めていますので一定御理解をいただきたいと思っています。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 今回、レジ袋の関係で新しい事業などをやる中で、これらの事業については一程度、区民の皆さんは評価をちゃんとしてくださっていると思うんですね。
 ただ、商店街の皆さんのお話を聞いてみると、やっぱり一番困るのは、大型店同士の競争が結局地域を破壊していくのではないかと、文化も人も商店街も根こそぎ今までと違った形になっていくのではないかと。それから24時間化、これをやられたら本当に人の生活も変わってしまうし、まちの様子も変わってしまうんだ、こういう話をやっぱりしていました。だから、恐竜と恐竜同士ががんがんけんかしながら、下で商店街みたいな1人や2人でやっているところが、本当にもう軒並み2人の争いの中でつぶされていくという。
 その中で、ちょっと商店街の方々とお話ししたら、やっぱり事務局がもっとサポートしてくれないかという話も出ていたんですよね。だから、それぞれいろいろな形の支援の仕方もあるとは思うんですが、やっぱり元気のある商店街をつくるためには、こういう形の道をつくった方がいい、じゃ、そのためには事務局としてこうサポートするという、そういう問題の支援の仕方もあるのではないかというような話をしていました。ぜひそういうことも含めて、今後とも積極的に支援をしていただきたいなと思うんです。
 それから、産業政策全般では、やっぱり年末にかけて資金繰りがピンチになる、こういう状況がある中で、幾つかの区はまた新たな融資制度について積極的に打って出てきていますこの辺についても、次期の補正予算あたりでやっぱり具体化できるような検討をぜひともしていただきたいと私は思いますので、この点もお願いをさせていただきます。
 それから、39ページですけれども、福祉センターのエレベーターの改修工事については、昨年のちょうどこの委員会の場で、私はなぜ福祉センターの補正予算を組まれないのかという議論をさせていただきました。11月の議会で、改めて福祉センターの補正予算ということで入ってきたわけですけれども、やはりこの福祉センターのエレベーターについては、前から利用者の方から声が上がっていました。恐い、途中でとまっちゃったりという声が上がっていましたので、ぜひとも利用しやすいようなものを、なるべく工事期間を短く行ってほしいと思うんですが、ここでエレベーターの仕事をされている方の雇用というんですか、エレベーター工事をしている最中は一体どうなるのかな。
○渡辺委員長 佐藤福祉部長。
○佐藤福祉部長 あそこのエレベーターは、今2基設置をしてございます。両方2基同時に使えない、工事をするということではございませんので、当然、片一方のエレベーターは動かすということで、その辺は案内の方については調整していきたいということで考えてございます。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 障害者の雇用率が、今ただでさえ厳しくて、親の方々からも非常にその辺については強い要望が出ていますよね。ぜひこのエレベーター改修でその障害者の方の雇用が下がるようなことではなくて、別途対策がきちんと立てられるというような形で対応していただきたいなと思います。
 区長にも、たしか福祉センターの施設整備に関しては、6月に親の方々から、大災害のときに本当に心配だ、こういう要望があったと思うんです。ですから、その辺のことも含めて見直しはきちっと徹底的にやれるようにということを改めてお願いしたいと思います。
 それから、47ページの先ほど佐藤委員のお話のあった老人医療費助成に関しての問題点については同様に感じているところがあります。この点については、私どもはやはり反対ということで意見を申し述べさせていただきます。
 それから、34ページの電子計算事務費のところですが、この点についてもきのういろいろと議論させていただきました。私は、これに文京区がモデル事業ということで手を挙げたことについては、やっぱり区長さんやらないでほしいというふうに改めてお願いをしたいと思います。きのうも御答弁は最後までいただけませんでしたが、住民基本台帳ネットワークに対して私は反対をお願いしたいということと、もう一つは国民総背番号制度についても明確にやっぱり反対をしてほしい。これはやはり両方、区長さんは賛成とも反対とも御答弁がありませんでしたけれども、やっぱりそういう形で事業を進めていくことは、国民総背番号制にも賛成なんだということで区民の皆さんには受けとめられざるを得ないと私は思いますので、この問題については次の議会でも改めて質問したいと思っていますので、そのときに明確に反対ということが出ないのだったら、もう区長さん、本会議の答弁でその見解を問われて明確に答えるかどうか、こういうことをやはり政治家として御判断いただきたい、こういうふうに思います。


(3)付託請願審査

1. 受理第23号 東京ドームでの競輪復活に反対する請願書、
受理第24号 後楽園競輪復活に反対する請願

○鹿倉委員 きょうの朝刊、ごらんになったかと思うんですが、朝日新聞の1面と39面にこういう形で指定暴力団体との関係を東京ドームは報じられています。これに関しては、非常に重大な問題だと私は思っています。
 これは、区長も御承知のとおりだと思いますけれども、以前にも住吉会との関係を警察当局から指摘されて、暴力団との絶縁宣言を会社に張り出して、それで2度と暴力団とはつき合いませんと、こう言ったところが、その間ずっとこの関係が続いているという事態です。この件についての事態の把握はされているでしょうか。
○渡辺委員長 相良総務部長。
○相良総務部長 きょうの新聞報道でございますけれども、私ども、基本的には企業の社会的公正が問われている問題であるというふうに思います。もし報道のとおりであるとすれば、大変遺憾であり、可能な限り情報の収集に努めてまいりたいと考えております。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 前もこの事件が起きたとき、私は委員会の席上でいろいろと意見を申し上げたんですが、例えば富坂防犯協会の会長は、今どなたがやられているんですか。
○渡辺委員長 飯塚総務課長。
○飯塚総務課長 林有厚氏です。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 富坂防犯協会の会長が、暴力団とつき合っている、組織的な関係をずっと持っている、これは関東二十日会の昼食会を以前、警察から摘発されたときに、私は少なくとも富坂防犯協会の会長をやめるように区長からも強く言うようにということをこの委員会で申し上げました。区長はそのときは議員ですから、この場にたしかいたはずです。改めて、富坂防犯協会の会長として私はふさわしくない行為、こういうふうに思います。
こういう事態が、まさに区民に対して不安を与える、そして社会的に背信行為である、こういうふうに思うのは私1人ではありません。この問題について、一定の時期にきちっとした対応を求めるように私は区長にお願いいたしますが、いかがでしょう。
○渡辺委員長 飯塚総務課長。
○飯塚総務課長 各団体の役職員につきましては、それぞれ団体の意思ということになるわけです。したがいまして、直接、区が関与するということはできないかと思います。いろいろな情報を集めて、その団体等にお知らせするという形で考えてございます。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 昔、本富士警察署の署長だった飯柴さんという方が、組織犯罪対策マニュアルという本を書いていますけれども、銃器発砲事件による一般市民の巻き添え被害は増加傾向にある。暴力団による銃器発砲で一般市民が巻き添えとなる直接の原因は、一般道路上、住宅街、繁華街、こういうところで多発しているんだと。それで、住吉連合というのか、今回は具体的な参加団体の名前が出ていますけれども、この団体は銃器の大量保持で以前にも摘発されているわけです。
 こういう団体が、文京区の野球のメッカ、もしくは子どもたちの楽しい遊び場である遊園地で公然とそういう関係を東京ドームと結んで、優待措置ということで公式戦のチケットを 毎試合少なくとも 100枚無償で渡していた。そして、遊園地の無料招待券、毎月10枚から100 枚単位で無料譲渡。サウナ、関連施設に関しても、そして公然とのみ行為やそういった予想行為をやる関係者に敷地を無償で提供。ということは、我々は、今度新しくできるそこの施設だって同様の関係ができるのではないかというふうに心配しますよ。まさに、この周辺が住吉会系の参加団体の公然とした縄張りの1つに拡大していくという、そういう事態について区長の認識はいかがですか。
○渡辺委員長 相良総務部長。
○相良総務部長 いずれにしましても、今、報道されている状況でございますので、先ほどお答えしましたように、その報道の事実関係について、可能な限り事情聴取をしてまいりたいと思います。
○渡辺委員長 鹿倉委員、済みません。きょうの新聞報道でもあるし、今お話のとおり、区側としてもこれから情報収集に努めてきちんと対応すると。しっかり報告しろと先ほど求められたことなので、それはそれとして請願の審査を引き続きやっていただきたいと思うんですが。そのこととかに問題が広がっていきますと、時間がかかってしまいますので、よろしいですか。お願いします。
○鹿倉委員 先ほど私がお話しした、元本富士警察署の署長さんは、競輪、競馬、競艇、オートレースの公営競技におけるのみ行為も暴力団の大きな資金源になっていると指摘していますよ。区長は、例えばこの東京ドーム競輪復活問題、これを考えたときに、こういった指摘についてどういうように思いますか。これは、元本富士警察署の署長さんですけれどもいかが思いますか。
○渡辺委員長 飯塚総務課長。
○飯塚総務課長 のみ行為、またそれに付随するいろいろな行為については、当然これは社会的にも認められるものではございませんし、法的にもこれは違反する行為だろうと思いますから、取り締まり等については十分警察等で対処するという形になろうかと思います。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 私は、競輪復活問題との兼ね合いで、こういった指定暴力団の資金源になり得るということについて区長さんはどういう認識を持っているんですかと聞いているんですこれは、やっぱり実態的に、現状としては摘発行為は警察の統計で具体的に出ていますよ。こういう競輪事業における指定暴力団の摘発。その場所を新たにつくる、そういうようなことは万が一に考えてもないでしょう、区長さん。そういう意味から考えるならば、区としてきょうの新聞報道を受けて、明確にやっぱりやめようと、これについてはもう暴力団と切っても切れない関係ができてしまっている。なおかつ、そういったのみ行為、賭博行為、指定暴力団等の資金源になっているような競輪の復活については、もう区としてもやめようと、もうやめてほしいと明確にしてください、こういうふうに言うのが今の状況ではないかと思うんです。この点についての考え方はいかがですか。
○渡辺委員長 飯塚総務課長。
○飯塚総務課長 これは、従来からでございますけれども、競輪復活については基本的に好ましくないという考え方をとってございます。その中には、当然先ほどの地域環境の方も含めて、好ましくないという考え方でございます。
○渡辺委員長 鹿倉委員。
○鹿倉委員 これは東京都議会の資料というか警察の資料だね。昭和五十二、三年ごろから、後楽園飯店において、住吉会の幹部会が7、8、12月を除く20日に開催されてきたわけです。昭和五十二、三年ごろ、これは警察です。そして、東京ドームの社長は前の社長ですから保坂誠さんです。昭和56年6月から富坂防犯協会の会長になっているわけですね。それで、今の新しい林有厚氏に富坂防犯協会の会長は引き継がれているわけですけれども、やっぱりこれは我々から見て、この昭和52年から延々とずっとこの住吉会系の参加団体とのつき合いは切れていないんだと。なおかつ、その方が防犯協会の会長も兼ねているということはまさに区民から見てこれはおかしい、こう思います。絶対に今回のこの事件を受けて、厳しい姿勢を東京都とも相談しながらやっぱり対応することが私は筋だというふうに思います。ぜひ区長に関しては、今一言もお答えにならないのでどういう考え方かさっぱりわかりませんが、このことを好ましいと思っているんですか、好ましくないと思っているんですか。
○渡辺委員長 このこととはどのこと。
○鹿倉委員 きょうの新聞報道。
○渡辺委員長 相良総務部長。
○相良総務部長 再三お答え申し上げておりますけれども、私どもはこの事実関係については今後十分把握するつもりでおりますし、既にきょう朝一番でドームに対して電話しまして、説明を求めたところですので、そういうふうに動いておりますので御承知いただきたいと思います。
○渡辺委員長 鹿倉委員、このまま行っても平行線になるので、競輪に対する質疑を行っていただいて、態度表明をちょっとお願いいたします。あくまでも、今は新聞報道の域を出ていないので、ここで質疑をしても結論が出るものでもありませんので、それはよろしくお願いします。
○鹿倉委員 まとめます。
 やはり、区長の肉声が聞こえないというのが私は一番問題だと思っているんですよ。この問題については、ゆるがせにできない問題だというふうに思います。区長さんが、この問題は早急に対応して適切な措置をとる、こういう考え方を示されるならば、私はきょうはその考え方を一定お待ちしますよ。
 ただし、これがある面では、区長さんがまるで問題にならないような認識だったら、これはやっぱり指定暴力団との関係について、区長さん、これは法律ですからね、暴力団撃退法という法律ですから、それについて区長が何らの認識も示さないということは、法について区長自身がそれを適切に受けとめていないということになってしまいますよ。これは、やはりきちっとした御答弁をいただきたいと思います。
○渡辺委員長 煙山区長。
○煙山区長 けさの朝日新聞を見て、びっくりいたしました。他紙も何紙か見ましたが、朝日以外には出ていませんね。この情報が、新聞報道ですから、しかも1面トップという極めてショッキングな報道であります。しかも、我が区にある大きな企業に指定暴力団との関係があるということは、我が区にとっても極めてイメージ的にも悪いし、区内企業がそういうことがあることは極めて遺憾なことだと、こういうぐあいに思っております。
 私どもは、捜査権もありませんから、新聞報道による以外あるいは当該社に問い合わせるなどする以外に情報収集の手段はございません。したがいまして、こういう行為が行われることは、我が区にとってもゆゆしいことだ、こういうぐあいに考えています。
 したがって、我が方がとり得る対応はいたしたいと思いますが、なお防犯協会長も当該社の社長は務めておられることですから、当然その当該団体が本来的には考えることでありますが、そういう情報も多くの区民に提供されたでありましょうし、その当該団体で十分検討されることは間違いないだろう、こういうぐあいに思いますし、その辺のことは行政側からこうしろああしろと、各団体への権限はいかがかと思います。自主的なそれぞれの団体でありますから。がしかし、こういう情報がありますから、それについては十分そのそれぞれの団体が対応していただくような方向では考えたい、こう思っております。
○渡辺委員長 鹿倉委員、では態度表明をお願いいたします。
○鹿倉委員 私は、今、富坂防犯協会のことしか挙げませんでしたが、東京ドームの社長はそれだけではないんですよね。区の外郭団体のあらゆるところで、さまざまな形で代表を務めていらっしゃるんです。区長さんとしては、それなりに適切な対応があってしかるべきだと思いますよ。
 なおかつ、今、区長の御答弁があった後ですので新聞のことをまた読みますけれども、東京ドームの広報担当者はこう言っているんですよ。「正確な時期は確認できなかったが、かなり前から音羽一家とはつき合いがあり、不適切と思いながら関係を続けてきてしまった。ただ、暴力団の方から見返りを得るようなことは一切なかった。現在、社内のコンプライアンス──法令遵守委員会で不適切な関係の断絶を始めている」と。つまり、公然とつき合っていたことを認めて、その上で法令遵守委員会をつくりました。それで、「断絶を始めている」んだから、まだ断絶していないんですよ。これは、明確に新聞紙上に載っている話ですから、事実かどうかを調査するのではなくて、事実だと相手が認めている上で今後どうするのかという問題になっているんです。
 ですから、そういうことを言って事実関係を認めているという前提に立って、区長さんの方も、もうこれは2度目の話ですから── 2度目というか、この都の警察の資料によれば昭和52年から延々とつながっているという関係について、明確に御判断をして、適切な処置を区としても行うことが求められている、私はこう思っておりますので、きちんとした対応を早急に行っていただいて、我々にも御報告をいただき、区民の皆さんにも説明をすることが区民参画を掲げる区長さんの役割だと思いますので、ぜひともお願いします。

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